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現在進められている代表的な研究開発テーマを以下に示す。

 

○超電導材料・素子

○シナジーセラミックス

○独創的高機能材料創製技術

○原子・分子極限操作技術

○マイクロマシン技術

○超音速輸送機用推進システム

 

3)「産業科学技術研究開発制度」における研究開発環境

ここでは、特に「マイクロマシン技術」プロジェクトに焦点をあてて、研究開発環境を概説することにする。

 

?研究開発の概要

微小構成要素により構成され、微小領域での作業、生産等を行う機械システム(マイクロマシンシステム)について、共通基盤技術、機能デバイスの高度化技術、システム化技術等に関する研究開発を行うことを目的として、1991年から10年間、総額約250億円の研究費を投じる計画で進められている。

現在は、主に次の3テーマについての研究開発を、NEDOからの委託により実施している。

 

○発電施設用高機能メンテナンス技術

発電施設の配管内等の狭所において、高度な検査・補修作業をするマイクロシステムを実現する技術

 

○マイクロファクトリ技術

小型工業製品の製造工程のマイクロ化により省エネルギーを図るため、製造工程で使用される各種のマイクロ機械装置及びシステムの構築に必要な技術

 

 

 

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