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・個人管理が主体なので、異動があるとわからなくなってしまう。

・過去の研究成果が容易に参照できるシステムの構築。

・特許は会社・個人所有の共同出願を認めてほしい。

・積極的に公開する姿勢が必要。

 

8)研究開発のインセンティブに対する改善点

図3-21は、研究開発のインセンティブに対する改善の必要性についての回答結果である。約25%の研究開発者が改善を望んでおり、相対的には50代以上の研究開発者に改善を望む声が多くなっている。改善点の具体的内容の例を以下に示す。

処遇や報償制度等による金銭面からのインセンティブ拡大と、さまざまな人材との交流により研究開発の活性度を高めるという回答が多かった。

 

・年功序列型から業績指向の給与体系への転換。

・マイスター制度の導入(個人の独創性の差別化・認定化)。

・アイデアの尊重。

・海外コンファレンスの参加と発表の義務化。

・開発成果に対する報償制度の確立。

・実務部門と研究部門との交流。

・国内・海外旅費の充実による研究交流の促進。

 

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