造船以外での活用方法として多かったのは、海洋開発関連の研究・試験への適用である。特に海岸付近の海洋土木・建築、及び海洋環境に関する研究・試験への適用は有望である。
[新しく組み込むべき機能]
・CFD(数値水槽)との連動
・複合外力への対応
・流れの可視化機能
・全天候再現機能
・潮流、2次元送波発生機能(海洋構造物の流力特性の把握)
・無人潜水船の研究が可能な中広・大水深槽
・材料強度試験との連動
[造船以外の活用方法]
・海洋構造物の海上気象対応
・沿岸海洋土木関連試験への適用
・海岸工学研究(干潟の生物環境研究、砂浜の侵食・養成の研究等)への適用
・海岸浮体構造物の強度試験への利用
・海洋スポーツ、レジャー、水産、水理等に関連する試験への適用
・自然災害のシミュレーション
・海中ロボットの試験への適用
・風洞の代用としての適用
・水質浄化試験への適用
・海洋環境保全水槽(湯水槽、海洋汚染評価水槽)
・環境アセスメントのための流動拡散シミュレーション