3) 研究開発基盤の強化
安全性、経済性の高い船舶及びこれを構成する機器の開発、海洋技術開発などの社会的要請に応え、また、新たな需要を開拓するためにも研究開発は不可欠であり、共同研究や技術提携などの基盤作りが必要と思われる。このための研究開発における企業間連携の方策とし、次が考えられる。
?研究開発の効率化
・産官学連携、若しくは企業間連携等による研究開発リソースの集中
(特定の施設・設備に集約、もしくはバーチャルな連携)
・研究/開発業務におけるワークフロー管理
(企業内、企業間、R&D専門会社へのアウトソーシング、業際連携等)
・着想/発想レベルにおける研究者支援ツールの開発
(データ・マイニング、ブレーンストーミング支援、要求機能実現最適化ツール等)
?研究開発領域の拡大
・開発スコープの拡大、及び実用検証
(海洋浮体構造物・海洋開発機器の開発、ライフサイクル・サポートの為のサービス開発等)
?研究成果や蓄積したノウハウの活用
・知的所有権の活用
(ドキュメントのpay per view制度等)
・特許取得奨励や特許使用料徴収のシステム化