(1) 局所的発展:既存企業に対して、新しいソフトウェア製品等の新技術を導入する。
(2) 企業内統合:既存の組織に影響を及ぼさずに、企業内の部署間においてデジタル情報の交換・通信を行う。
(3) ビジネス再定義:新しい情報技術により提供される優位性を最大限活用できるように、企業内における再編成や、事業の見直し等がなされる。
(4) 外部とのリンケージの再構築:企業間のやり取りにおいて、郵便等の旧態依然とした手段によって交換されていた情報のデジタル転送を可能にする為、連携の再定義を行う。
(5) 鉄鋼構造物分野の再定義:部門間の垣根を取り払った業態への完全な転換を目指す。企業間の契約関係はこれによって影響を受ける。企業はその取引先それぞれの事業経営に対して大きな影響力を発揮するであろう。
4) CIMsteelからの造船業への適用について
○加工プロセスの個々の要素の分析による情報化を進める。
○分析-設計-製造といった一連のプロセスによって情報システムの開発を行う。