1.3 溶接トーチの選択 溶接トーチに対する要求仕様を表1.3に示す。傾斜隅肉溶接実験から適用最大電流は表1.1(既出)の450Aであり、最大溶接長から10分周期の定格使用率を80%以上と設定した。また、一般的な6軸多関節アーク溶接ロボット手首の最大可搬重量からトーチ重量は3kgf以下とした。
1.3 溶接トーチの選択
溶接トーチに対する要求仕様を表1.3に示す。傾斜隅肉溶接実験から適用最大電流は表1.1(既出)の450Aであり、最大溶接長から10分周期の定格使用率を80%以上と設定した。また、一般的な6軸多関節アーク溶接ロボット手首の最大可搬重量からトーチ重量は3kgf以下とした。
高速回転アーク溶接トーチの回転機構には図1.5に示す2通りの方式があるが、小型軽量性に優れる(b)の方式を選定した。また、卜一チ回転パラメータは脚長範囲、ビード形状およびスパッタ発生量から、回転速度は定格50Hz、回転直径は3?とした。溶接トーチの外観を図1.6に、寸法形状を図1.7に示す。
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