なお、下進傾斜に対する本溶接プロセスの適用限界についても調査したが、下進傾斜が5度を超えると溶接金属が進行方向前方に流れやすくなるため、実用に際しては溶接方向は常に上進溶接とし、図1.14に示すような曲がりブロックでは水平位置からの上進振り分け施工とした。
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