以下は田中26)がハマチの例を基に算定した窒素の動態である。
窒素代謝量とは給餌した窒素量と成長に使った窒素量との差であり、次の式で表わされる。 代謝量(NH4+尿素)=A-B-C-D A:給餌量×餌中の蛋白質含量(%)×窒素割合(一般には16%程度) B:糞量(一般には摂取量の7%) C:残餌量×餌中の窒素含量(%) D:成長:増重量g×魚体の窒素構成比(%)
窒素代謝量とは給餌した窒素量と成長に使った窒素量との差であり、次の式で表わされる。
代謝量(NH4+尿素)=A-B-C-D
A:給餌量×餌中の蛋白質含量(%)×窒素割合(一般には16%程度)
B:糞量(一般には摂取量の7%)
C:残餌量×餌中の窒素含量(%)
D:成長:増重量g×魚体の窒素構成比(%)
上記を基に、ヒラメを陸上タンクにて養殖する場合の窒素緋泄量を算出する。 対象魚:ヒラメ 1,000kg(500g/尾を2,000尾) ヒラメ特性:日間給餌率=1.5%(一日に魚体重1kgを増量するのに1.5%の餌重量を使用) 日間増量率=1.2%(500gサイズの魚が一日に1.2%づつ増量すると想定) 蛋白質含量=19.1%(四訂 日本食品標準成分表より) 窒素含量=蛋白質の16%(概算推定)
上記を基に、ヒラメを陸上タンクにて養殖する場合の窒素緋泄量を算出する。
対象魚:ヒラメ 1,000kg(500g/尾を2,000尾)
ヒラメ特性:日間給餌率=1.5%(一日に魚体重1kgを増量するのに1.5%の餌重量を使用)
日間増量率=1.2%(500gサイズの魚が一日に1.2%づつ増量すると想定)
蛋白質含量=19.1%(四訂 日本食品標準成分表より)
窒素含量=蛋白質の16%(概算推定)
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