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適環境

水温 摂餌水温は20℃〜30℃。夏エビは最低15℃は必要。給餌飼育における好ましい水温は25℃〜28℃の範囲である。

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溶存酸素量 70%飽和度以上を目安とする。すなわち、水温が20℃なら溶存酸素量は5.4mg/l以上に、水温25℃なら4.9mg/l以上に、水温28℃なら4.6mg/l以上が必要。

40%飽和度以下は要注意(20℃で3.1mg/l、25℃で2.8mg/l、28℃で2.6mg/l)養殖池での溶存酸素は、植物プランクトンの光合成による供給がほとんどすべてであるので、酸素生産は、珪藻濃度、照度の強さ、栄養塩濃度に深い関係を持つ(田中、元香川大学、月刊養殖)

 

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水色 光合成との関係もあって、海水の色による生産量の目安も考慮する必要がある。

安定したブラウン海水(赤褐色) 6‐15トン/ha

グリーン海水(暗褐色) 8‐5トン/ha

白濁海水(白濁色) 0.3‐2トン/ha

 

 

 

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