考え方としては、4.3.2で述べたように共通のパラメータをパターンで表現し、個々の詳細構造によって固有のパラメータは、詳細構造のクラスで表現することになる。図4.3-7にスロットの例を示す。このように、R1、b1などのように複数のスロットで共有できるパラメータは詳細構造パターンクラスの属性とするが、スロットの形状を定義しているパラメータの中で、足元の長さdについては工作上の問題から個々のスロットによって値が異なるので、これについてはスロットを表すSlot Openingクラスの属性とすることとした。