日本財団 図書館


ークを生成することができる。

(5) 生産計画と管理

生産計画、生産管理に関する業務支援として生産計画・管理BBがある。このBBは、初期のマクロ計画からミクロ計画、着手統制、作業進捗、実績把握へと、生産計画に関する全業務を対象としている。

生産計画・管理BBでは、上記業務の全てを抽象化することで、共通のモデル表現を実現し、FLとして提供している。生産計画・管理BBのFLは、9のクラスと469のメソッドから構成されている。生産計画のためのFLは次の機能の基盤となる。

一つは生産現場で行われる生産活動のモデル表現、もう一つは作業者や装置のような生産資源のモデル表現、更に、各作業と各資源の関連付けを実現することによって様々な生産管理業務を支援できる。

生産計画・管理BBのFLでは、組立手順を表現する中間製品ツリーと管理対象となる作業ツリーを別クラスとしているので、複数製品を対象とした作業や、製品を対象としない作業の表現が可能となっている。

(6) 生産資源

生産資源の管理支援として生産資源BBがある。このBBは、上記の生産計画・管理のマクロ計画やミクロ計画で使われる多種多様の生産資源を資源の側面から管理する。

生産資源BBのFLは、19のクラスと約890のメソッドから構成されている。情報量が少ない場合には単純で扱い易いが、多大な作業量になった場合、複数の属性間の整合性を保証することが難しくなる。

生産資源BBのFLでは、作業者、装置、施工場所はもちろん、日程計画者がこれらを扱う場合の管理概念をモデル化し、工程、工程群というクラス群が提供されている。これによって、各生産資源の関連付けが明確に定義され、作業から見た資源情報の整合性維持が容易に可能になる。

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION