(b) User Function(UF)
ユーザーファンクションは、組立産業でよく使われる関数あるいは操作を実現するものであって、コモンオントロジを表現するクラス群に対する処理であるが:
・その処理が複数のクラスに関係している
・その処理をクラスから分離することによって、そのクラスが特定の産業あるいは業務専用のものになることを避ける
・実際には使わないメソッドをリンクすることによるプログラムの肥大化を避ける
などの理由で、特定のクラスのメソッドとしては実装されず、別途このUFの形で実装されているものである。なお、このUFはEFLやAPPのUFとしても利用できる。
(c) Product Model Data(PMD)
プロダクトモデルデータは、具体的な製品とその製作に必要な情報を表現するものであり、FLに対応するインスタンス群である。
(d) Product Model Access Protocol(PMAP)
プロダクトモデルアクセスプロトコルは、PMDにアクセスするための必要十分な手続きを定めたものであり、PMDにアクセスするための機能を実装するための指針となるものである。