された。以下にその各構成要素について概要を述べる。
(a) Frame Library(FL)
フレームライブラリは、製品の設計から生産までを統合するPMの論理表現であるオントロジを、実際のソフトウェアとしてオブジェクト指向プログラミング言語C++で実装されるクラスライブラリである。このFLは、コモンオントロジを表現するCommon Frame Library(CFL)と、GPME環境を使ってユーザーが拡張するExtended Frame Library(EFL)とに分けられる。CFLは、GPMEユーザーのPM作成を支援するため、実装済みのGPMEソフトウェアパッケージの一部として提供されるもので、設計情報、組立手順情報、日程情報、資源情報などを表現する基本的なクラスライブラリ(一種のソフトウェア部品)で構成される。