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スとして提供する。

(b) ドメインファンクションファシリティ(DFF)

クラス及びインスタンス名を指定したオブジェクトの検索、ブロックの管理物量の計算、部品の所属ブロックの変更機能をサービスとして提供する。

(c) アプリケーション(APP)

GUIを用いたユーザーからの入力及びヒストグラムでのブロックごとの管理物量表示を行う。

(3) 開発環境

(a) ハードウェア

使用したハードウェアは、サービスを提供する側(DEF、GF)と、それを利用する側のアプリケーションプログラム(APP)で異なる。サービスを提供する側は富士通S-7/300Uモデル1200(Sun Ultra 2)を、それを利用する側はIBM ThinkPad 380Dを開発マシンとして利用した。

(b) ソフトウェア

ハードウェアと同様に、サービスを提供する側とそれを利用する側で異なるソフトウェアを使用した。

DEFとGFには次のものがある。

(ア) Orbix V2.2

分散コンピューティングの基盤となるCORBA製品としてIONA Technology社のOrbix V2.2を使用した。OrbixはC++言語バインディングをサポートしており、C++言語で実装を行うサービスの開発に適している。

(イ) GPME V1.1.1

PM構築の基盤としてGPMEを使用する。  

(ウ) SPARCompiler C++ 4.1

C++言語で実装されたプログラムをコンパイルするコンパイラとしてSPARCompilerを使用した。

一方、APPとして下記を使用した。

(エ) OrbixWeb V2.0.1

分散コンピューティングの基盤となるCORBA製品としてOrbixWeb V2.0.1を使用した。OrbixWebはJava言語バインディングをサポートしており、Java言語で実装を行うアプリケーションの開発に適している。

(オ) Java Developer's Kit 1.1.4

Java言語で実装されたプログラムをコンパイルするコンパイラとしてJava

 

 

 

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