・複数のプログラミング言語からPMのオープン、クローズ、トランザクション管理が正しく行われることを検証
・複数のプログラミング言語からIDLを介してPM中にオブジェクトを生成し消滅することが可能であることを検証
・複数のプログラミング言語からIDLを介してアクセサメソッドを呼び出し、属性及び関連の修正や変更が可能なことを検証
・複数のクライアントから同一のPMに同時にアクセスした場合の並行制御が正しく行われることを検証
(c) ドメインファンクションファシリティ (DFF)の実現可能性の検証
GFを利用したDFFが実現可能であることを検証する。
・GFを利用したDFFをC++で実装することが可能であることを検証
(d) アプリケーション (APP)の実現可能性の検証
コンポーネントとして提供されたファシリティとサービスを利用してアプリケーション開発が可能であることを示す。
・DFFを利用したアプリケーションをJavaアプレットとして実装することが可能であることを検証
2.4.2 検証方法
(1) シナリオ
以下の内容のシナリオを基にプロトタイプを開発した。このシナリオは前述の検証項目の範囲をカバーするものである。( )内は以下の機能を主に実行するACIMリファレンスアーキテクチャ中のコンポーネントを示す。
? ブロック分割及び部品化終了後のGPMEのPMをオープンする(GF)。
? ブロックの管理物量を計算する(DFF、GF)。
? 計算結果をグラフ表示する(APP)。
? 部品を所属ブロックや部品名から検索する(DFF、GF)。
? 部品の所属ブロックを変更する(DFF、GF)。
? 再度管理物量計算を行う(DFF、GF)。
? グラフを表示し、管理物量が変化することを示す(APP)。
? PMをクローズする(GF)。
(2) 実現機能の概要
(a) GPME ファシリティ(GF)
PMのオープンとクローズ、トランザクション管理やアクセサ実行などの機能をサービ