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Developer's Kit 1.1.4を使用した。

 

2.4.3 検証結果

結論から述べると、前述の検証項目がすべて実現可能であることを確認できた。図2.4-1にアプリケーションの実行画面を示す。また、以下にプロトタイプ開発により得られた知見のうち重要であると考えられるものをまとめる。

 

050-1.gif

 

(1) GPMEのCORBA対応(GPME ファシリティの実装)

GFの実装作業に当たっては、CORBAを初めて利用したために仕様の誤解等が多少あったが、特に技術的に問題となる点はなく、比較的素直に行うことができた。今回のプロトタイプでは実装しなかったBFL幾何クラス等へのサービスも同様に実装可能であると考えられ、GFの正式な実装について特に技術的に問題となる点はないと思われる。

(2) ドメインファンクションファシリティ及びアプリケーションの実装

DFF及びAPPの実装作業に当たっても、CORBAを初めて利用したための仕様の誤解等が多少あったが、技術的に問題となる点はなく、比較的素直に行うことができた。特に、PC上のJava 言語という、GPME実装とは異なるプラットフォームや異なる言語からのGPMEのPM利用アプリケーションが、CORBAを利用することで比較的容易に構築できることを確認できた。

 

 

 

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