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トウェアパッケージでリプレースされることになった。

・Baan社のERP(Enterprise Resource Planning)システム

・Metaphase社のPDM(Product Data Management)システム

・Cimlinc社のCAPP(Computer-Aided Project Planning)システム

・Trilogy社、ボーイング社の営業システム

また、システムを構築する基幹部分には次の各社の製品が採用されることとなった。

・IONA Technology社のCORBA製品

・Oracle社のRDB製品

・Hewlett Packard社、Sequent社のワークステーション製品

この新システムの規模は70工場、事務所では総計45,000人以上のユーザーが利用できるように設計されている。

 

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(b) 国内におけるCORBAの適用事例調査

CORBAは上述のボーイング社における適用だけでなく、日本においても広く活用されようとしている。国内大手コンピューターメーカーはいずれも今後のSI(システムインテグレーション)事業展開の中核として独自規格を採らず、オープンな規格であるCORBAを採用することを表明している。

また、CALS EXPO'97などで発表があった国内の各種CALSプロジェクトを始めとして、基幹システムをCORBAをベースにして再構築を試みている事例が多く見られる。

 

 

 

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