3.3
試験項目と調査方法
表3-3-1に試験項目と試験項目に対する調査方法を示す。
試験項目は内航近代化実証船の近代化設備として、統合操船システム、アクチュエータシステム、機関室機器モジュールならびに居住区とした。
各試験項目の有効性ならびに経済性を調査するにあたり、評価結果は航行の状態に左右されることを勘案し、前提条件となるデータもあわせて取得することを考慮した。
また、実運航を通しての調査となることから、データの取得は極力自動化するように配慮した。図3-3-1に操船データ計測システムの概要を示す。
また、内航近代化実証船にはエンジンロガーが装備されており、エンジンアラームはロガーのハードコピーを参照するものとした。