?近代化船の経済性
?および?(アクチュエータシステムの経済性)での検証は運用過程での近代化設備の経済性について着目したものである。この他に建造過程での経済性にも着目するものとし、平成9年度に建造計画のある内航近代化実証船と同船型船(在来型)の工数を内航近代化実証船の工数と比較し、平成8年度において抽出できた指摘事項についての検証・考察を行うこととする。これらのことにより、総合的に近代化設備の経済性を評価するものとする。
3.2.3 近代化設備(居住区)の快適性
居住区の快適性を次のように考える。
快適性=f(騒音・振動,乗組員の評価)
居住区の快適性を居室における騒音・振動の計測と乗組員の評価から検証する。
3.2.4 調査対象
試験における調査対象として、内航船近代化実証船等の運航局面を以下の3つを考慮する。