一方海域では、実験と異なり油膜が重力・表面張力・海水の乱れ等により広がり、表面積は増加し厚みが減少する。その効果は、結果的に蒸発時定数が変化すると見なせばよく、
とすればよい1)。A(t)については、Fay4)の理論式より求めるものとする。 (2)含水率の方程式 含水率YWは、蒸発率Q及び蒸発率速度dQ/dtによって支配され、パラメータとして、飽和含水率YS、含水速度K、油層厚さhO及び油膜の広がり率A(t)を含む次の式で表される。
とすればよい1)。A(t)については、Fay4)の理論式より求めるものとする。
(2)含水率の方程式
含水率YWは、蒸発率Q及び蒸発率速度dQ/dtによって支配され、パラメータとして、飽和含水率YS、含水速度K、油層厚さhO及び油膜の広がり率A(t)を含む次の式で表される。
Kについては、実験データを元にK∝U2で近似するものとし、hO,A(t)については、蒸発率と同様にFay4)の理論式より求めるものとする。 (3)蒸発による動粘度の変化 無水油の動粘度νは蒸発による組成変化によって決まり、次式で表される。
Kについては、実験データを元にK∝U2で近似するものとし、hO,A(t)については、蒸発率と同様にFay4)の理論式より求めるものとする。
(3)蒸発による動粘度の変化
無水油の動粘度νは蒸発による組成変化によって決まり、次式で表される。
(4)乳化による動粘度の変化 含水油の粘度η(YW)は無水油の粘度ηoil(YW=0)に含水影響の修正を施すことによって次のように求められる。
(4)乳化による動粘度の変化
含水油の粘度η(YW)は無水油の粘度ηoil(YW=0)に含水影響の修正を施すことによって次のように求められる。
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