1.2.2 実施内容
本調査研究の概要を以下に示す。またそのフローを図1-2-1に示す。
本調査研究では、(1)及び(2)の調査並びに(3)のシミュレーション研究を実施し、(4)の項目でこれらを総合的にとりまとめ、今後の研究開発への提言を行うものである。
(1)及び(2)の調査については、文献調査とヒアリングから情報を収集し、とりまとめる。文献調査については、JICST等による文献検索、既存資料、関連文献からの引用等により、関連資料を取り集め、調査研究の基礎資料とする。ヒアリング調査については、専門家、研究機関、等を対象とし、国内に加え、欧米諸国の調査も実施する。
(3)の流出油拡散漂流のシミュレーション研究においては、風化モデルの改良を行い、これとともに拡散漂流予測プログラムをパーソナル・コンピュータに移植する。また、予測対象海域の流動データベースを追加する。
(1)油流出事故例の調査
?近年の重大油流出事故例
?代表的油流出事故
(2)防除体制及び防除資機材の調査
?防除体制
?防除資機材
?防除資機材の配備状況
?防除資機材の運用方法
?研究開発動向
(3)流出油拡散漂流シミュレーションの研究
?風化モデルのプログラムの改良
?パソコンへの漂流予測プログラム移植
?対象海域の流動データベースの追加
?流出油拡散シミュレーションの検証
(4)まとめと提言
?調査研究のまとめ
?今後の研究・開発に対する提言