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地域の取組

MSRCの5地域構想は、東部、南部及び西部の3地域に減少された。各地域は地域ごとの顧客の要求に応じてMSRCが運営方法を変えられるように独自に設定された。MSRCは権限を分散し、地域の副会長により多くの権限を与えた。以前にはMSRCの“本部”として知られていた事務所は、現在ではバージニヤ・グループとなった。このバージニヤ・グループの責務の中には下記のものが含まれる。

* 監視

* 品質保証

* サービス

会長、財務部長、社内弁護士及び組織の運営に必要なその他の人員はこのグループ内に置かれている。この事務所は、給与や支払会計等管理事務が地域事務所と重複しないよう留意しつつ地域の業務も行っている。

 

流出地区対応チーム(STAR)

MSRCは流出地域対応チーム即ちSTARとしてよく知られている環境対応請負業者の強力な組織網も設立した。この60杜程度の会社は、対応作業業界のリーダーと認められている環境対応請負業者の代表である。これらの会社は下記のサービスを提供している。

* 人員

* 対応機材

* 地域に関する情報

* 補給支援

 

新しいサービス

MSRCは顧客が希望する範囲のサービスを提供するために多くの新しいサービス項目を設けた。MSRCは現在下記のサービスを提供することができる。

* あらゆる規模の油流出事故への対応

* “平均最高確立油排出量”

* 海岸線の浄化

* 国際的な対応(一定の基準に適合する場合)

* 危険物(一定の基準に適合する場合)

 

事業機会/顧客サービス

MSRCは顧客サービス及び事業開発分野で他の活動も創設した。MSRCは顧客サービスをより中心に据えるようにした。当社は、目下、専用対応能力を維持するため、より費用効果の大きな取組方法を顧客に提供するために、他のOSROとの協力の可能性を再検討している。MSRCが検討しているその他の分野としては、国際的な船主に対する営業、国際的な事業機会及びその他の事業機会等が含まれている。

 

代替技術

MSRCは、一定の状況下では機械的回収作業の代わりに使える実行可能な技術として、現場における焼却、分散処理剤等の対応技術の把握に努めている。米国連邦及び州当局が一定の地理的区域における現場燃焼の適用に対して事前承認を与えているので、MSRCは事前承認が与えられているこれらの地域に現場焼却システム

 

 

 

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