さてここで、日本とブラジル両国のアクションモデルと、港湾プロジェクトとウォーターフロントプロジェクトが互いに補完しあう分野について、もう少し掘り下げて見ていくことにする。というのは、可能性を秘めたプラジルの新興マーケットをめぐるチャンスと、こういったプロジェクトにおける日本の豊かな経験とを結集した合弁の可能性を、みすみす逃すべきでないからである。
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