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これらは、リオデジャネイロ港のマウラ埠頭で実施すべく当初計画されていたものにきわめて似たプロジェクトである。このマウラ埠頭地区は現在、民間企業にリースされており、リオ市と共同で市場の現状に合ったものにしていこうとしている。独創的アイデアとしては、この特別な立地にレジャーとエンターテイメントのための文化・観光複合施設を建設するというものがある。この施設は、旅客船ターミナルと完全に一体化し、またたく間にリオの主な見所のひとつになるのは間違いない。また、ウォーターフロントプロジェクトにおける日本とブラジルのパートナーシップを実現する、非常に興味深い機会でもある。あたかも、霊峰富士の精霊が降り来たりて、リオのポンデアスカル山を胸に抱くが如くである。

 

 

 

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