P&O社やステナライン社は、旅客およびトレーラーにおいてそれぞれのシェアにかなり差はあるものの、両社ともアイリッシュ海ルートでは活躍している。P&O社のアイリッシュ海市場でのシェアは、旅客が13パーセント、乗用車が14パーセントであるが、トレーラーでは貨物子会社のパンドロのおかげで全市場の40パーセントのシェアを持っている。一方ステナライン社のシェアは、旅客が60パーセント、乗用車が53パーセント、貨物では22パーセントである。
P&O社とステナライン社は、北海ルートでも目立った存在である。P&O社は、1996年の北海ルート市場での推定シェアが、旅客35パーセント、乗用車が47パーセント、貨物トレーラーが40パーセントを記録。ステナライン社は旅客市場では26パーセント、乗用車では30パーセントと健闘したものの、トレーラー市場ではわずか7パーセントのシェアであった。北海ルートでもう一社、主要なプレーヤーといえば、DFDS社とその子会社のトールラインとスカンジナビアン・シーウェイズである。このグループのメインはスカンジナビア市場で、その他オランダやベルギーにもある程度出している。1996年の北海市場でのシェアは、旅客24パーセント、乗用車20パーセント、トレーラー25パ―セントである。