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からの設定で選択出来る。

完全性がWAASによって得られない場合、完全性のチェックはFD、FDEによって行う。測位結果の精度はHPL FD、VPL FDによって推定する。

 

以上をまとめると測位方法は完全性チェック方法及び補正の有無によって、表3.1に示す1)〜4)の4種の内いずれかが選択される。

 

072-1.gif

 

?は測位演算で、全衛星のWAASメッセージが有り高速・長期・電離層補正を行う表3.1の4)の場合はメッセージ中の誤差情報から各衛星の擬似距離データの精度を推定し、精度に応じてデータに重みを付けて最小自乗測位演算を行う。それ以外の場合は、衛星間で重みの差を付けずに測位演算を行う。

 

気圧高度計のデータは条件によって衛星の測距情報と同じ扱いとなり、測位演算及び故障検出、排除の利用率の向上のために使用される。

 

?は故障衛星検出・排除でWAASメッセージが得られない場合、受信機独自で行うチェックである。

 

 

 

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