・ Failed Exclusion:
位置の誤りが検出できたが、位置誤りの発生からTime-to-alertまでにその原因を除けなかった場合。Faild Exclusionは航法警報の原因となる。
・ Wrong Exclusion:
誤りが検出され、位置の誤りが存在するが排除後検出されず、結果はmissed alertとなる。
・ Missed Alert:
Time-to-alertまでに警報のでない位置の誤り。
missed detectionとwrong exclusionの状態はTime-to-alert経過後、missed alertとなる。
・ False Detection:
位置の誤りが発生していない状態での位置誤りの検出。それはGPS/MSAS機器内の問題である。
・ False Alert:
位置誤りが発生していないときの位置誤りの表示(false detectionの結果としての)。false alertは航法警報の原因となる。
・ Missed Detection:
位置の誤りが発生している状態での位置誤りの未検出。
2.1.3 精度の向上
航空機用の航法システムに要求される精度はFRP-96によれば、表2.2の通りである。