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(1)気象画像情報提供

データ処理部では最初に気象画像データのCRCチェックを行い、誤りが検出されなかった場合はデータの圧縮解凍処理を行うに次にキャラクタ(文字)データからバイナリデータに変換した後、データ表示部へ送信する。データ表示部では以下の処理を行う。

 

(a)描画処理

地図は地図描画部により、イメージメモリ(地図メモリ)とよばれる左上と右下の緯度・経度の座標で囲まれた領域として管理され、その中に標高や河川等が描画される。気象画像情報もまた、左上と右下の緯度・経度の座標で囲まれた領域として管理され、その中である一定の緯度・経度の単位で区切られたメッシュ状のデータである。この両者の関係を図7-4に示す。

 

180-1.gif

 

上図より、気象画像情報を構成するメッシュに相当するイメージメモリ上でのドットサイズと開始点が求まる。その区画にまず四角形を描画し、各メッシュの画像情報に相当する模様(タイル)を描画する。図7-5に画像情報が「強い」「並の」「弱い」「非常に弱い」の4段階の場合の表示例を示す。

 

180-2.gif

 

 

 

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