2. 小型機運航に関する現状分析 2.1 小型機運航の現状と問題点 わが国において小型機は、飛行機・飛行船事業会社、飛行機・ヘリコプタ併営会社、ヘリコプタ専業会社、ならびに非営利団体、個人により運航されており、平成8年現在での小型機数は1700余りである。小型機の運航形態は表2-1に示すように、大きく「不定期運送」、「航空機使用事業」、および「公共活動」の3つに分類することができる。
2. 小型機運航に関する現状分析
2.1 小型機運航の現状と問題点
わが国において小型機は、飛行機・飛行船事業会社、飛行機・ヘリコプタ併営会社、ヘリコプタ専業会社、ならびに非営利団体、個人により運航されており、平成8年現在での小型機数は1700余りである。小型機の運航形態は表2-1に示すように、大きく「不定期運送」、「航空機使用事業」、および「公共活動」の3つに分類することができる。
以上のうち、不定期連送、航空機使用事業については、一般に運航会社が料金を徴収して運航を行ういわゆる有価稼動の形態をとっている。平成8年における有価稼動実績を表2-2に示す。
上記のように、わが国では固定翼およびへリコプタはほぼ同時間の有価稼動を行っており、有価稼動時間の合計は21万時間以上にのぼっている。このような有価稼動を行う小型機にとっては、現在の運航において以下のような克服すべき問題がある。
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