3.6.4.2 P/Fビットの使用
コマンド・フレームでは、P/FビットをPビットと呼ぶものとする。レスポンス・フレームでは、P/FビットをFビットと呼ぶものとする。P/Fビットの使用については、3.6.4.2.1項から3.6.4.2.3項で説明されている内容を除いて、ISO4335で定義される手順に従うものとする。
3.6.4.2.1 一般
番号制フレームの手順については、3.3.6.1項の定義によるものとする。
3.6.4.2.2 情報フレーム
情報フレームの手順については、3.3.6.2項の定義によるものとする。
3.6.4.2.3 非番号制フレーム
非番号制フレームの手順については、3.3.6.4項の定義によるものとする。
3.6.4.3 一斉同報
一斉同報の手順については、3.3.9項の定義によるものとする。アドレス及びアドレス・タイプ・フィールドは、すべてバイナリ1に設定されるものとする。
3.6.4.4 情報転送
以下の項で記載される内容を除いて、情報転送手順については、ISO4335で規定されるものとする。
3.6.4.4.1 伝送キュー管理
DLSフレームは、監視及び非番号制フレーム(XID、FRMR、TEST、DISC及びUA)と情報フレーム(すなわち、INFOとUI)の2つのカテゴリに分類されるものとする。監視及び非番号制フレームは、情報フレームより高い優先度を有しており、情報フレームに優先して伝送されるものとする。
各情報フレームには、データリンク層によって、サブネットワークから受領した優先度パラメータに従った優先度番号が割当てられるものとする。情報フレームの優先度の数は、付録Fの1.10.2項の定義によるものとする。
注) 伝送トランザクション(媒体アクセス・イベント)は、フレーム・サイズとフレーム優先度に応じた複数のDLSフレームから構成される場合もある。
3.6.4.4.2 REJ DPDU
REJコマンド・フレームは、3.3.10.2項の定義によるものとする。
3.6.4.4.3 リセット
リセットについては、3.3.11項の定義によるものとする。