3.6.3.5 カウンタN2(最大再送信回数)
送信機の再送信カウンタは、N2回を超過しないものとする。再送信がN2回を超過した場合、LMEにその旨を通知するものとする。
3.6.3.6 パラメータK(ウィンドウ・サイズ)
K値は、局が未決着状態の(すなわち、送達確認がされていない)ままでよい連続的な番号制Iフレームの最大数を示すものとする。送信局と受信局の双方は、同じK値を有するものとする。
3.6.4 手順の記述
VDLデータリンク運用手順は、以下の項に記載された手順を除いて、ISO4335及びISO7809標準に従うものとする。
3.6.4.1 作動モード
3.6.4.1.1 動作モード
動作モードは、3.3.5.1項の定義によるものとする。
3.6.4.1.2 非動作モード
非動作モードは、3.3.5.2項の定義によるものとする。
3.6.4.1.3 DISC PDU
航空機DLSサブレイヤが、地上局とのリンクの利用不可能なことを示すリンク管理エンティティ(LME)ステータス・プリミティブを受信した場合、航空機無線機は、リンクを終了するためにDISCコマンドを伝送するものとする。DISCコマンドのP/Fビットは、バイナリ0に設定されるものとする。
地上DLSサブレイヤが機上局からのポーリング応答を受信していないことを示す
LMEステータス・プリミティブを受信した場合、地上は、リンクを終了するためにDISCコマンドを伝送するものとする。DISCコマンドのP/Fビットは、バイナリ0に設定されるものとする。