3.5.4.1.5 タイミング状態の移行
TS1の時、3T構成航空機側VDLはTS2をスキップするものとする。TS3の時、航空機側VDLはATSからの時刻を受け入れTS2に移行する。どの航空機VDLも、有効な主タイミング信号を受信すると直ちにTS1に戻るものとする。
3.5.4.2 音声運用支援
機上VDLは、毎回のMACサイクルごとの媒体アクセスを認めるものとするが、これは直前のMACサイクルのMアップリンク・バーストで受信した音声信号情報と、タイミング状態に基づく。媒体アクセスのための規則は、表3-55に示されるものとする。タイミング状態と信号の両方に関する条件は、所与のMACサイクルでのアクセスを許可されるためには一致しなければならない。
音声ユニット(6章)は、各MACサイクルの間にタイミング状態を通知されるものとする。