2.5.4.3 送信機Ramp Down
2.5.3.3項の規定によるものとする。
2.5.5 音声またはデータ(V/D)バースト
V/Dバーストは、トレーニング・シーケンス、ヘッダ、それに続くユーザ情報セグメントの3つのセグメントから構成されるものとする。
2.5.5.1 トレーニング・シーケンス
V/Dバーストのトレーニング・シーケンスは、次の2つのコンポーネントから構成されるものとする。
・送信機ramp up及びパワーの安定化
・同期及び不定状態の解消
2.5.5.1.1 送信機Ramp Up及びパワーの安定化
2.5.3.1.1項の規定によるものとする。
2.5.5.1.2 同期及び不定状態の解消
トレーニング・シーケンスの2番目のコンポーネントは、以下のようなS2として知られる同期シーケンスから構成されるものとする。
000 111 011 010 000 100 001 010 100 101 011 110 001 110 101 111
これは、左から右に転送されるものとする。
2.5.5.2 ヘッダ
ヘッダ・セグメントは、8個の伝送シンボルから構成されるものとする。24個の伝送ビットは、単一の(24,12)Golay符号語を使用して12ビットのヘッダとして符号化されるものとする。
(24,12)Golay符号語の待号化については、2.5.3.2項の定義によるものとする。
2.5.5.3 ユーザ情報
ユーザ情報セグメントは、192個の3ビット・シンボルから構成されるものとする。
ユーザ・データを伝送する場合、576ビットは、5つまでの符号語シンボル誤りを訂正することができる単一のReed-Solomon(72,62)28符号語として符号化されるものとする。符号の原始多項式を定義するフィールドは、2.3.4項で示されたとおりとする。生成多項式は、以下のとおりとする。
