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(Traffic Information Service)と呼ばれる。〈17〉

航空機は、上昇を続け、東京管制部へハンドオフされる。〈19〉

 

(5)エンルート

東京管制部へハンドオフされた後、SSRの確認のためトランスポンダの操作がディジタル的に指示される。〈21〉

FMSは自動的にSSRのモードに切換る。この結果はSSRにより探知され、管制官の機体の同定を支援する。このハンドオフが完全に行われたことが機上に伝達される。〈22〉

エンルートに於いても周囲の交通情報が得られる。〈23〉

この状況を判断し、より効率的な高度への移行を従来どおり音声により要求する。〈24〉

管制官からの承認は音声とデータで伝送され、誤認を防止する。〈25〉

中部管制部から関東管制部へ自動ハンドオフされる。

覆域の切り変わり地点では、3T形態のため、信号品質の良い方へ自動的に周波数が切換る。〈28〉,〈29〉

降下に先立ち、パイロットは航路上、及び到着地の気象情報をCDUから要求する。〈30〉

地上のネットワークを経由し、気象情報がアップリンクされ、NDに教示される。このサービスはFISに相当する。〈31〉

最適降下点(オプティマム・ディーセント・ポイント)に達しても降下のクリアランスを受けていない場合はFMSが自動的に要求する。〈33〉

管制官は音声とデータを利用し、降下の承認を与える。〈33〉この情報はCDUにも表示され、クリアランスの誤認を防止する。

 

(6)ターミナル空域

その後到着空港の捜索管制席に自動ハンドオフされる。〈34〉

捜索管制席からは新しいSQUAWKがFMSへ伝えられる。〈35〉

パイロットは到着空港の状況を得るためATIS情報を要求する。〈36〉

到着空港のATISはFISサービスとしてATISのデータを伝送。機上ではこのデータが表示される。〈37〉

パイロットはターミナルエリアのマップを要求する。〈38〉

マップ情報がアップリンクされ、NDに表示される。この中には、最新のNOTAMが反映されている。〈39〉

 

 

 

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