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?監視(Surveillance)

?航法(Navigation)

より自動化が進んだ将来の航空管制のシステムを考える場合、?は機上コンピュータ(FMS:Flight Management System)と管制官が使用するコンピュータまたはワークステーションとの通信と考えても良い。また、?はFMSによる要求と考えられる。

これらをより具体的に表す言葉として以下の用語がAMCP等の場で使用されている。

・CPDLC:Controller Pilot Data Link Communication

・D-FIS:Digital-Flight Information Service

・DLIC:Data Link Initiation Capability

・ADS-C:Automatic Dependent Surveillance-Contract

・DAPs:Downlink Airborne Parameters

・TIS:Traffic Information Service

・VOICE:Digital Voice

以下にこれらのアプリケーションについて簡単に述べる。

(a)CPDLC

管制官とパイロット間に交わされる情報の交換をデータリンクにより改善するもの。基本的に、クリアランス(管制承認)や情報の要求であり、航空管制で規定される手順に関係した情報となる。この中には、以下の情報が含まれる。

?高度の指示

?横断許可

?ルート変更要求と指示

?周波数変更指示

?任意の文字

?その他

この中には、緊急の応答を必要とするものと、しないものがある。 ICAOの記述では次の4段階に分けている。

・?:Emergency

・?:Tactical

・?:Strategic

 

 

 

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