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・スケジュール

SGは、A/Iリストを基にモード3 SARPs案の作成とバリデーションのスケジュールを再検討した結果、以下のようなマイルストーンを確認した。

・VDLモード3SARPs(案)の完成:1998年末

・SARPs(案)バリデーション完了:1999年末

なお、このスケジュールは、周波数基準の作成とボコーダの評価活動と連動していることが確認された。

・新しいICAO SARPs(案)の構成

SGでは、承認処理を合理化するためにSARPs(案)の構成(すでに承認済みのVDLモード1及びモード2SARPsとVDLモード3SARPs(案)の統合)について検討したが、ICAO事務局からの提案により、HFデータリンクと同様に当面SARPs(案)の統合は行わず、現在の独立SARPs案を確かなものにすることとした。

・VDLモード3バリデーション

SGにおいて、SARPs(案)の残作業から考えると、公式のバリデーション・クロスリファレンス・マトリクス(VCRM)や明確なテスト・シナリオは早すぎるかもしれないが、現在の活動が将来のバリデーション活動を支えていることが確認された。また、モード2に比べてより複雑なモード3は、より広範囲にわたるバリデーション活動が必要であることが確認された。

・SARPs変更要求リスト

SGに、VDLモード3のSARPs(案)変更要求(26件)が提出され、内容についての確認が行われた。これらの提案を盛り込んだSARPs(案)は、次回会議において提出予定であることが確認された。主な技術的話題を以下に示す。

・送信機のRamp-up/Ramp-down時間と出力安定時間の関連

・タイミング規則

・同期シーケンスの修正

・Mバースト・システム・データ・フォーマット

・V/Dバースト・ヘッダ・フィールド・フォーマット

また、今後の検討課題として以下の技術的課題に関するワーキング・ペ

 

 

 

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