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・SC-186

作業計画として、ADS-BのMASPSを1997年夏までに、またモードS拡張スキッタのMOPSを1997年末までに完了する予定であることが報告された。

(8)IATA

IATAデータリンク・タスク・フォース会議の結果が報告された。タスク・フォースでは、空地データリンクのすべての評価を行っていないが、WG-Dの行っている研究に航空会社のポジションを確立することで一致したとの報告が行われた。

(9)8.33kHz移行計画

8.33kHz周波数移行計画に関し、コメントを求めるための1回目の説明が各国に対して行われたことが報告された。また、これらのコメントをもとに、各国のインパクトを少なくし、132から134.8MHz帯域における8.33kHz割り当てによって、できるだけ多くの周波数を利用できるような計画が、明確なものになるであろうとの報告が行われた。

 

2.1.2 議事項目2(WG-D活動状況(サブグループ活動報告/WP紹介))

WG-Dは、第6回会議以降、以下のサブグループ(SG)に分かれて活動を行っている。

・SG-1:VDLモード3のSARPs(案)及びガイダンス・マテリアルの作成

・SG-1-1:VDLモード3のボコーダの選択並びにSARPs(案)及びガイダンス・マテリアルの作成

・SG-2:VDLモード4のSARPs(案)及びガイダンス・マテリアルの作成

・SG-3:航法/監視用空地データリンクの候補と比較解析評価

(1)SG-1の報告(モード3)

・Action Item(A/I)の確認

SGではA/Iリストのレビューを行い、4項目の確認とクローズ及びいくつかの新しいA/I項目が確認された。なお、日本はモード2における信号品質(SQP)値の算出方法及び算出根拠に関するWPの提示を依頼された。

 

 

 

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