名古屋航空少年団
川本直子
今回の航空教室は、大変有意義なものでした。航空に関する知識や、管制塔見学、シュミレーター訓練等の体験は自分にとって大きな糧となることでしょう。そしてこの知識や経験で得たものを、子供たちに伝えたいと強く感じています。
航空教室の最後には、短い時間でしたが討論の場が設けられました。今後の少年団を良くしていこうという内容が話し合われ、特に次回の航空教室についての話題では、各回の紹介や分科会での討論等を中心にしていきたい、という意見が交わされました。そして、参加者の次回の教室に期待する気持ちが高まったところで会は終わりました。
私はこの討論会に参加して、受け身になりがちだった今までの自分の活動を反省するとともに、活動に能動的に参加することの楽しさを改めて実感し、他の団員にもより能動的で自主的な活動をしてもらいたいと考えました。
私が少年団の活動を始めたのは、小学校4年生の頃ですが、振り返ると自主的な参加の意識が低く、子供同士のつながりが以外に弱かったように思います。
そこで、子供達の能動的、自主的な活動を促すために、2つの提案をしたいと思います。
1つ目は、子供達がリーダーシップを取ったり、団の運営に関われるような組織作りについてです。例えば、小学校低学年から高校生の、それぞれの年齢層から数人ずつの代表を選出し、そのグループが中心となって会議を開いたり、年1回程度の自主的な行事を運営します。幹部団員がそれを後押しすることで、子供の中にリーダーが育ち、集団としのまとまりが生まれるのではないでしょうか。
2つ目は、全国的な少年団員の集まりについてですが、IACEプログラムのような交歓会を国内の団相互で行ってはどうでしょうか。夏休みに各団から数名ずつの子供がでて、全国の団に分かれて1週間ほどのホームステイをします。その間に各団の活動に参加して交流をし、最終日は1ヶ所に集まり報告会を開くのです。名古屋の子が北海道に、岩沼の子が宮崎に(…etc)ステイし、友達をつくることは、子供にとって大きな財産となり、航空少年団にとっても団相互のつながりに役割を果たすことになると思います。
最後に、久保さん、斎藤さんをはじめとする本部事務局の方々、講師の先生方に厚く御礼申し上げたいと思います。ありがとうございました!