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「銚子地区安全講習会」事業実施記録書・テキスト

 事業名 小型船舶の安全確保
 団体名 関東小型船安全協会 注目度注目度5


(V) 避難港の選定と守錨当直

航行中荒天を予知したら速やかに適当な港や風波をしのげる湾,入江,ベンドに避難することを考えるのは小型船舶長にとって当然のことでありこれこそ荒天操船の基本であることは先に述べたとおりである。

G/T20屯未満の小型船は港の出入の入出港届の手続は不要であるから特定港に入る場合でも港則法で決められた禁止事項,航法を守れば何時どこの港へも自由に入港出来る。

選定にあたって留意すべきポイントを列挙すれば

1. 避難港が現船位から出来るだけ近く低気圧針路上に無いこと。

2. 選定港は十分な広さ,錨かき水深を有すること。平担を海底であること。

3. 予定錨地の風下に浅瀬,暗礁等が無いこと。港の口から強風浪,スエルが入らぬこと。

出来るだけ天然の湾等が良い。オープンロードの人工港や河口港は入針の際またリスクに直面することになる。底質はMが最良,暗礁や浅瀬には錨鎖(ロープ)の全長+L/2より近くに投錨してはならない。

投錨は後進投錨が良い。錨鎖(ロープ)の繰出量はダンホース型アンカーで水深(高潮時)のチェーンの場合は6倍口ープなら10倍位が良い。アンカーベアリングを入れ正横付近の顕著物標を度々計って走錨の有無をたしかめる。

大型船ではエンジンS/Bのまま守錨当直に入る。

ふれ廻りの余裕がある強風時は,単錨にふれ止錨でかかるのが良い。

小型船は大型船のよう(人数的に)にはいかないが出来ることはやってもらいたい。

遠浅で風が地から吹いて来るようなときも走錨しやすい。岸壁等にもやう場合は緊船索を増取するが各索は均等に張るようにビットやフェァリーダー等摩擦を受けやすい箇所はドンゴロスやキャンバス等で保護する。フェンダーの増しづけも必要。スエルが入るようならヘッドラインにアンカーを吊してバッファーをとる等の工夫も必要である。

 

 

 

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