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これによって、国の門戸が外交に関連していると言える。ロ岸を通って国境に出入りするのは普通の旅客もあるし、国家元首もある。普通の貨物もあるし、特別な貨物もある。良好な門戸像の打ち立てと良好な対外信用を保つのはロ岸総合管理の重要な任務である。

2. 時限性:ロ岸がロ岸とも言える。旅客の通行を便利にするよう、貨物が滞りなく安全で順調に運輸できるよう、高い能率を保つように努力すべきである。ロ岸総合管理の時限性が次のように現れている。

(1) 貿易の契約には時限があり、クレーム契約にも時限がある。輸入貨物が1日も早く使用者の手元に届けば、1日も早く利益が出るはずである。輸出貨物が1日も早く通関申告すれば、1日も早く為替決済ができるはずである。

(2) 旅客の出入りには、旅行でも商務でも会議でもすべて時間の制限がある。時間が金銭であり、能率が生命である。

(3) ロ岸を安全で滞りなく通じることができれば、もっと多くの旅客と貨物が寄せてくるから、いい社会利益と経済利益が発生するはずである。ロ岸の検査が煩わしく常に滞れば、いい社会利益と経済利益が発生するはずがない。

(4) 突然な事件が起こった場合、連鎖反応と大きな損失を避けるためにさらに迅速に人員、貨物を分散させるべきである。

3. 全体性:ロ岸総合管理が国務院それぞれの部門に隷属する部門、地方政府それぞれの庁、局の関係部門に数十ヶ所直面している。これらの部門はそれぞれの上級の命令に従い、ある分野またはある段階の業務を処理し、互に独立している上に互に依存している。いかなる部門でも全過程または全部のロ岸業務をやり遂げることができない。ロ岸総合管理には多部門、多段階が含まれている。近代管理科学の角度から言えば、ロ岸総合管理は系統的なプロジェクトである。ロ岸総合管理には、中央と地方が交錯している問題もあれば、法律の管轄範囲が交錯している問題もある。検査、検疫にも重なりと交錯問題がある。したがって、縦横に交錯しているマトリックス式管理とも言える。ロ岸管理の全体性は交響楽団のように、楽器の1つも演奏のひとつも欠かせてはいけない。うつくしく、人を引きつける楽曲を演奏するために、互いの協力、共同の楽譜、統1の指揮が必要である。

三、ロ岸総合管理の原則と方法

ロ岸総合管理の目的は、国の全体的と長期的利益を保証しながら、ロ岸の安全と滞りなく通じること、高い能率をまもることである。ロ岸総合管理には次の3原則を堅持しなければならない。即ち、ロ岸の全体原則、続1対外原則及び権利と責任対応原則。ロ岸総合管理には常に使われている方法は次の4つがある。

1. 行政協調法:それは行政部門が各政策、律、規定制度によって権利を行使し、直接管理の対象を戒め、各部門が共同の目標を巡って行動を協調するのを、全体利益を保証するための管理のこと。

 

 

 

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