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2) 台湾埠頭民営化の実施方策

 

埠頭作業民営化の実施方策

 

第一部 高雄港埠頭作業民営化

(1) 現状分析(港湾業務、埠頭業務、料金比率構成)

高雄港港湾埠頭業務には「港湾業務」と「埠頭業務」の2種類に分けられる。部分業務はすでに開放され民営化された。残りの分は相変わらず港湾管理局に経営される。

1) 港湾業務

1. すでに民営化されたもの:ともづなの解き、交通船、水先案内及び船舶給油など4種類。

2. 民営化されていないもの:クレーン船、曳舟、船舶機械の修理製造及び船舶給水など4種類。

2) 埠頭業務

1. すでに民営化されたもの:リースコンテナ埠頭、リースまたは建造を約束する雑貨埠頭、バラ荷専用施設の公用埠頭など3種類の埠頭の積み卸しと倉庫業務及び運送業務。

2. 民営化されていないもの:公用コンテナ、故雑貨埠頭積み卸し業務及び倉庫業務。

3) 料金及び貸借料の構成:

1. 料金の構成:港湾管理局の各港湾埠頭の業務料金係が交通部発行の「台湾省国際港港湾埠頭業務費料率表」の規定によって船舶に徴収する。

2. 貸借料の構成:港湾管理局は埠頭及び施設を貸し借りしている業者と契約し、契約により決められた金額を徴収する。

4) 現存する問題:

1. 港湾管理局の経営役割にはまだ斟酌の余地がある。

2. 埠頭労働者の雇用関係が不明瞭であり、管理しにくい。

3. 労働市場が未だに開放されていない、船舶積み卸し業務の競争市場が形成されていないため、業務品質を向上させにくい。

4. 民営化された業務のうち、部分が市場を独占しているため、顧客の要求を満足することができない。

5. 料金比率には弾力性がないため、使用の変化及び需給に応じることができない。

 

(2) 改革提案:

1) 管理の策略

1. 行政と運営を分立させる。

2. 埠頭管理を企業化、効率化する。

 

 

 

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