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議題14 その他

DSC 3/14(ノルウェー) swap bodies/demountablesへのCSC適用の明確化についての必要性

主要点:この文書は、もし、CSCが積み重ね能力及び上部釣り上げ設備のあるswap bodies/demountablesへ適用される場合の問題点を提起している。

1 ノルウェーは、欧州において海上輸送向けswap bodies/demountablesに関する基準を作成する基準作業が行われていることを知っている。

2 「CSCの整合された解釈及び実施に関する勧告」パラグラフ3.1において積み重ね能力及び上部吊り上げ設備がない道路輸送のみ、又は、鉄道及び道路輸送のみの輸送用に設計され使用されているswap bodics/demountablesとして知られているコンテナにCSCは適用されていない。勧告パラグラフ32は、道路車両又は鉄道ワゴン上に備え付けられた状態でswap bodics/demountablesが海上輸送されらた場合有効であると述べている。しかしながら、これは、洋上サービスにおいて使用されるswap bodies/demountablesに関しては有効でない。

3 我々の考えでは、これは、積み重ね能力及び上部吊り上げ設備のある海上輸送を意図したswap bodies/demountablesには、CSCが適用されることを意味する。

4 小委員会は、CSCの積み重ね能力及び上部釣り上げ設備のある海上輸送を意図したswap bodies/demountablesへの適用を明確にするよう要請されている。

 

DSC 3/14/1(フランス)安全なコンテナ

主要点:フランスは、コンテナが安全面の観点から満足のいく状態を維持されているかを確認するためにIMOの場で議論することを提案する。

1 CSC条約の実施において、フランスは、次の事項を銘記している。

.1 コンテナの最大総質量が維持されつつ、コンテナの自重が時と共に減少している。総質量30,480kg、許容積み重ね重量192,000kgの40フィートコンテナに関してフランスにおいて適用されている平均許可自重は、1988年度3,891kgから1997年度3,731kgに減少している。

.2 コンテナの運用状態は、ここ数年益々厳しくなってきている。

.3 使用状態のコンテナが危険であるかどうかを決定する一般的に合意されている許容率は、軽減されてきている。

.4 世界的にコンテナ商船隊が年間11%のレートで増加している現在、すべての使用コンテナを監視することは益々難しくなってきている。

2 フランスは、長期及び中期においてコンテナの安全に関するこれらの進展による影響に関心を持ってきた。そして、安全を危うくすることを避けるための方法を考えるつもりである。フランスは、従って、MSCへこの議論がスタートできるように本件を小委員会の議題に含めるよう提案するつもりである。

 

議題15 海上安全委員会への報告

 

 

 

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