議題5 IMDGヨードの様式の改正
DSC 3/5(E&T)IMDGコード新様式パート1及び2
DSC 3/5/Add.1(E&T)IMDGコード新様式パート3,4,6及び7
DSC 3/5/Add.2(E&T) ポータブルタンクワーキンググループの報告
DSC 3/5/1(ギリシャ)旅客船による個品危険物の輸送
主要点:IMDGコード様式替えの過程における旅客船による個品危険物輸送の一般的見直し
1 IMDGコードは、各国海上危険物輸送規則を整合させるための基本事項として適切な要件を詳述している。IMDGコードは、すべての適切な注意事項が考慮される場合には、貨物船だけでなく旅客船による個品危険物輸送に関しても融通性を認めている。(SOLAS第?章)
2 個品危険物輸送は、当該貨物が少数規模の危険物であるが多量に船積みされる場合、種々の容器包装により直接船舶に積載される場合又はコンテナに収納される場合等複雑である。これらの危険物及びその積載場所の識別は、非常時において困難である。
3 (略)
4 小委員会は、IMDGコード様式替えの一部として旅客船による個品危険物の輸送に関する制限を審議し及び/又は基準を決定するよう要請されている。
DSC 3/5/2(UK) IMDGコード新様式のための容器包装表
主要点:E&Tグループによりなされたクラスをまたがって使用できる容器包装表の作成に関する進展を認識して、この提案文書は、様式替え国連勧告のために国連危険物輸送専門家小委員会(以下「国連小委員会」)が作成した包装方法について言及している。
執られるべき措置:国連小委員会における本件に関する進展及び当該危険物のクラスに関する制限量を含めるということを考慮して、E&Tグループに包装方法をさらに改善させることを委任する。
1 1997年7月第13回国連小委員会会合において、英国から物質に関する包装方法、米国から物品に関する包装方法を様式替え国連勧告に含める2の提案が提出された。この会合において、これらの提案文書が検討され、この提案の付録に添付されている包装方法策定のための指針となる原則が規定された。
2 国連小委員会において包装方法策定の一般的取組み方についての議論の後、英国及び米国は、コメント及び原則を考慮し、1997年12月第14回国連小委員会会合への合同提案文書を作成するよう要請された。新提案文書が、広く各輸送モードに受け入れられ新包装方法のためのIMO審議に役立てるため、米国は、1997年9月のE&Tグループのために修正された新提案を準備した。E&Tグループは、限られた時間内で、IMDGコード容器表及び個別スケジュールに規定されている現存の包装方法を下にベルギーにより作成された作業用文書を関連させてIBCs用を除く殆どの包装方法を検討した。E&Tグループでの議論の結果に基づく修正を国連小委員会への提出用の改正文書に取り込むことより、包括的包装方法の採択に向け一歩前進したと考えられる。
3及び4:略
5 12月の国連小委員会への提出文書(ST/SG/AC.10/C.3/1997/52)は、様式替えIMDGコードに関する包括的要件を与えるものとして勧告されている。重要な包装に関する分野において各輸送モードの要件をさらに整理する方法を示す。英国及び米国は詳細な要件に関してさらなる進展が必要でありことを認識し、1998年7月の第15回国連危険物輸送専門家小委員会のための新改正提案を提出するであろう。しかしながら、この提出文書(ST/SG/AC.10/C3/1997/52)に規定されている基本原則は、変更されないであろう。これらの基本原則は、付録2としてこの提案文書に添付されている。
6:略
7 小委員会は、下記事項を要請されている。
.1 E&Tグループへ付録1及び2で概説されている国連小委員会専門家により採択された包装方法を進展させる取り組み方を検討することを委託すること。
.2 E&Tグループへ1999年第4回DSCの採択のための様式替えIMDGコード用の包装方法を作成するよう指示すること。
.3 E&Tグループへ新IMDGコード用の包装方法の作成時に他の輸送モードの制限値と整合させることを考慮して容器のいきい値制限、危険物の各クラスの制限量及びクラス内の容器等級を見直し検討するよう指示すること。かかる見直しについては、他の輸送モード及び国内規則又はIMDGコードの提案された制限値と安全に整合させることを検討し及び報告する必要がある。
付録1:モデル規則へ含めるべき包装方法の策定のために手引きとなる原則(略)
付録2:国連小委員会へのUK/USA合同提出文書に提案されている包装方法を進展させるための包括的方法の概要(ST/SG/AC.10/C.3/1997/52)(略)