裏漉し水分値試験結果に基づいて元の試料における通過重量百分率を求めるには、テウディエ鉱、ゲベ鉱ともに、100-19mm裏漉し水分値試験のうち1番と2番及び19-6.7mm裏漉し水分値試験のうち1〜3番の結果における乾燥状態における試料の質量を用いるのが適当である。各通過重量百分率を表4.6.5に示す。
4.6.5.裏漉し水分値試験結果に関する考察 表4.6.1〜4.6.4の篩下試料水分値と仮想篩上試料水分値の関係を図4.6.1に示す。
4.6.5.裏漉し水分値試験結果に関する考察
表4.6.1〜4.6.4の篩下試料水分値と仮想篩上試料水分値の関係を図4.6.1に示す。
図4.6.1より、実験を行った水分値の範囲では、仮想篩上試料の水分値は篩下試料の水分値によらないと言える。ぞれぞれの裏漉し水分値試験においては、篩上試料を追加して通過重量百分率を変えた試験も実施している。表4.6.1〜4.6.4及び図1より、仮想篩上試料の水分値は通過重量百分率にもよらないと言える。このことから、以下の通り考察できる。 ニッケル鉱に含まれる水は、粒子に含まれるものと、粒子の間隙に含まれるものがあると考えられる。粒子の間隙に含まれる水は、さらに吸着水と遊離水に分けて議論する
図4.6.1より、実験を行った水分値の範囲では、仮想篩上試料の水分値は篩下試料の水分値によらないと言える。ぞれぞれの裏漉し水分値試験においては、篩上試料を追加して通過重量百分率を変えた試験も実施している。表4.6.1〜4.6.4及び図1より、仮想篩上試料の水分値は通過重量百分率にもよらないと言える。このことから、以下の通り考察できる。
ニッケル鉱に含まれる水は、粒子に含まれるものと、粒子の間隙に含まれるものがあると考えられる。粒子の間隙に含まれる水は、さらに吸着水と遊離水に分けて議論する
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