いては複合輸送における訓練要件を策定するにあたっては、必然的にIMDGコードに触れなければならない事情をMSCに説明し、了解を取りつけ作業を継続することとなった。
8.オフシヨアーコンテナ等に関するMSC/Circ.613の改正(議題9関連)
オフショアーコンテナの定期的試験要件及びMSC/Circ.613の改正(DSC 3/9 ICHCA)並びにオフショアーコンテナ等に関するMsc/Circ.613の改正(DSC 3/9/1ノルウェー)議長より、MSC/Circ.613「GUIDELINE FOR THE APPROVAL OF CONTAINERS HLANDLED IN OPEN SEAS」改正経緯並びにICHCA及びノルウェーの提案文書の説明があった。
詳細についてドラフティンググループを設置し検討することが了承された。主なドラフティンググループでの合意事項は次のとおりであった。
? IMDGコード及びCSC/Circ.100の文書と整合させるためにガイドラインのタイ トルを含めてこのガイドラインの文書全体の「containers」を「offshore cont ainers」とすることとなった。
? コンテナに固定されたリフティング用スリングに関する詳細な要件が追加された。
? 吊り上げ試験等に関する規定が、実際上の試験要件を変更せずに試験方法を明確にするために広範囲に渡って改正された。
小委員会は、ドラフティンググループでの検討結果に基づき策定された改正MSC/Circ.案を検討し、本改正MSC/Circ.案「GUIDELINE FOR THE APPROVAL OF OFFSHORE CONRTAWERS HANDLED IN OPEN SEAS」を承認のためにMSC69へ提出することに合意した。MSC69において採択された場合、関係者へ本改正ガイドラインを周知する必要がある。
9.船上又は港内における個品の危険物又は海洋汚染物質に係る事故の報告(議題10関連)
DSC3/INF.7及びINF.9に基づき、それぞれ加及び英より、コンテナインスペクシヨン・プログラム(CIP)を行った結果が報告された。バハマは、ラベリング等主要な違反は深刻な状況で、CIPを行うことの重要性を主張した。これに続き、議長は、CIPの実施結果を通じて、今後の対処を検討すべき旨を述べた。
10.固体ばら積み貨物の特性の評価を含むBC Codeの改正(議題11関連)
本議題の下では、以下に述べる六つの事項について審議が行われた。
(1)BCコード付録Aの改正及び申請書における貨物の名称等