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摘があったが、第29回改正に含めることが合意された。

(14)クラス2のガスを充てんしているエンジンの構成部品等の分類(DSC 3/3/13独)

本提案は、すでにE&Tグループの報告付録6で取り扱われているので取り下げられた。

(15)国連勧告(10版)との整合(DSC 3/3/14独)

国連勧告に規定する粘着性物質に関する液体/固体判定方法の一部をIMDGコード総則5.1.10へ追加する提案であり、異議なく合意された。

(16)ポータブルタンクW/Gの報告に対するコメント(第6.6章及ぶ6.7章)(DSC 3/3/16蘭)及びIMOタンクタイプの定義(DSC 3/3/17蘭)

議題5において審議されたので議題5の報告を参照。

(17)危険物運送船における事故時の緊急措置指針:EmS(DSC 3/3/19独)

W/Gの結果を参照。2001年を目標に新様式をIMDGコードに取り込むべく、DSC 4に全文の案が提出される予定。

(18)MFAGの改正W/Gの報告に対するコメント(DSC 3/3/21蘭)

MFAGの改正W/Gの報告に対するコメント及び改正MFAG文書に対するエディトリアルな改正の提案である。原則的に合意され、E&Tグループにて最終的に策定されることとなった。MSC 69にて採択後、MSC Circularとして回章される予定。

4.MARPOL 73/78附属書?の実施(議題5関連)

議長より、DSC2において個品海洋汚染物質の分類基準としての海産物の着臭汚染(tainting:T)を用いないとの合意に至った経緯が説明された。

独は、その合意を受けMARPOL附属書?のAppendixからTに関連する部分を削除し、関連物質をIMDGコードから取り除くことを提案した。(DSC 3/4)これに関連し事務局より、IMDGコードより取り除かれるべき物質のリスト等が示された。(DSC3/INF.4)

これに対し、ノルウェーは、Tを汚染性の評価基準としないことが合意されていることを知りつつも、Tは重要な要素であり、Tの削除には合意できないことを記録にとどめるよう求めた。IFSMA及びHMACは、MEPCに対しMARPOL附属書?の付録からTの削除を要請すべき意見を述べた。IMDGコードからT関連物質を取り除くことについては、29回改正で行うべき意見(IFSMA)も出されたが、スケジュール的に無理であり、30回改正に取り入れることになった。従って、今後の予定としては、附属書?の見直しについては今次会合の議題6及び7関連WGで併せて検討され、作成された改正案についてMEPC42で承認、MEPC43で採択を目指し、IMDGコードの関連

 

 

 

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