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(3)DSC 2/3/5関連

総則para.13.1(液体危険物用ポータブルタンク)にUN1160 DIMETHYLAMINE,AQUEOUS SOLUTION(40%を超え60%以下のもの)を加える。

(4)DSC 2/3及びDSC 2/3/7関連

(4.1)クラス3、6.1及び8に共通な容器仕様表

1)材質コード“N”を貼付している容器包装が国連勧告には無いことから、将来国連ベースで該当する種類の容器包装が策定されるまではE&T Groupは検討をしないこととした。

2)ファイバ板箱の許容質量を増加する英国の提案は採択されず、原提案どおりに硬質ファイバ板を使用しているファイバ板箱のみ増加できる旨と脚注2に規定することとなった。

3)クラス3、6.1及び8に共通な容器仕様表は添付のとおりAmdt.29に採用する。

(4.2)天板取外し式ドラムを液体危険物に使用する件クラス3、6.1及び8通則の関連規定を次のように改める。

「天板取外し式の容器包装は、液体の運送に使用してはならない。ただし、鋼製及びアルミニウム製の天板取外し式ドラム又はジュリカンは、液体用の容器試験に合格した場合には、容器等級?及び?の液体危険物用に使用することができる。クラス3、6.1及び8に共通な容器仕様表(液体)に1A2及び 1B2を加え、その脚注に液体の容器試験の条件とすることを規定する。」

(5)DSC 2/3/8関連:総則第17節(ro-ro船による危険物の運送)

SOLAS条約第?‐2章第37規則に整合させるべく、1時間10回の換気レートを規定することとした。

17.5.3 引火点が23℃以下の引火性のガス又は液体は、次の場合を除き、閉囲されたro-ro区画又は特別区分区域に積載してはならない。

 

-  当該区画の設計、構造及び設備が改正されたSOLAS ?‐2/54規則の要件に適合しており、かつ、換気装置が1時間に6回以上の空気入替えを維持するよう運転される。;又は

-  当該区画の換気装置は、1時間に10回以上の空気入替えを維持するように運転され、かつ、同区画内の証明されていない電気器具の安全装置が換気装置の故障の場合又は引火性蒸気が蓄積するようなその他の状況において、ヒューズの取外し以外の手段によって回路切断

 

 

 

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