結果
葛生町を北部山間地域,南部市街地域,その中間地域に大別すると,各地域内の地区数はそれぞれ13地区,8地区,6地区,合計27地区となった。この数値には受診者数が10人未満の地区は含まれていない。
1 地区別にみた集団検診受診者全員の血圧と年齢〔表1参照〕
地区別の血圧及び年齢の平均値より,27地区全体の相加平均を算出すると,
全地区のSBPの平均
131.3±2.8mmHg
全地区のDBPの平均
80.6±1.7mmHg
全地区のMBPの平均
97.5±1.8mmHg
全地区の年齢の平均
58.8±1.9歳
MBP=地区内の平均拡張期血圧十(地区内の平均収縮期血圧-地区内の平均拡張期血圧)/3
1) 地区内のSBPの平均が,全地区の収縮期血圧の平均を越えた地区数,
山間地域 8地区
中間地域 2地区
市街地域 4地区
2) 地区内のSBPの平均が,全地区の収縮期血圧の平均以下の地区数,
山間地域 5地区
中間地域 4地区
市街地域 4地区
3) 地区内のDBPの平均が,全地区の拡張期血圧の平均を越えた地区数,
山間地域 10地区
中間地域 3地区
市街地域 2地区