がって水の色はサビの色に変わってきてますし、それから植物が生えてませんからその自浄作用もない、それから植物が生えなければ魚や島たちも集まってこないというふうな死んだ川になりつつなるというのが現実です。ところが今までなぜ毛長川が比較的3つの川の中ではきれいだったかというのは一つは堤防が自然の状態である土手の堤防である、葦が生えている、それからもう一つの特徴は図で見ますと、見沼台親水公園というのがあります。このあたりから見沼台用水がずっと流れ込んでいます。北の方からずっと利根川からこうきた見沼台用水が入り込んでいます。そういうきれいな用水が入り込んでることもあって比較的きれいなんです。ところが最近は古綾瀬川よりさらによごれてきはじめています。
たぶんこれから数年後にはかなりよごれが目立ってくるだろう、そうゆうふうに思っています。だから綾瀬川をきれいにするには伝右川とか毛長川をね、ここをきれいにしていくことから始めなくちゃいけないだろうとそういうふうに考えています。水と緑を守る会といいますけども、この基本的な考え方は洪水に安全であること、毛長川もタツイ川も洪水を防ぐために川幅を広げたり掘り込んできたりとかそういうことで洪水対策としてできた川です。だからまず、洪水に安全ということは大事な事なんですが、ただそれだけじゃダメだろうとやっぱり先程からいろいろな方々が発言されてたようにやはり緑豊かな水辺にしていかないとね水がどんどん汚れていくし、生活して川らしくないほんとに水路になってしまうと生き物達が住めなくなっちゃうということで、とにかくこの二つをうまくかみあわせてね護岸工事をやっていく必要があるだろうとこうゆうふうに思っています。
それで会としてどんなことをやってますかといいますと一番よくやるのは水辺ウオッチング見ながらいろいろ観察してですね、対策を考えていくそれからゴミ拾い程度ですけれども清掃活動それから自分達の力でさっきから出ている簡単なパックテストですね水質検査、それから川についての勉強会とそれから水辺で遊ぼうとまバーベキューなんかもやったこともありますけれども、近いうちに又来年あたりはいも煮会でもやろうというふうな川のほとりでリクレーションをやっていくと、そうゆうふうな事も大事なことじゃないかと考えています。それからもう一つ大事なのは、行政機関に対していろいろ要請をしていくとそれから逆に情報をいろいろ教えてもらうというそうゆう活動もやっております。タツイ川の方は中川、綾瀬川総合治水事務所、ここが管轄なのでここへ行ってよく話をきいたりねあるいは要望書を手渡したりとそういう活動もしています。
それから毛長川の方は越谷土木事務所というところで両方共県の機関ですけれどもそこに行ってお願いをしたり情報をもらったりとそういう活動もしております。それから県庁やあるいは草加市役所にもいろいろお願いをしたりとこんな広、うな活動をしている会なんですが、ま今は何をやるべきかということで考えていきたいと思いますが、一つは今綾瀬川が毛長川が非常に殺伐とした川になりつつあるとね、これはなんとか防がなきゃならないとその一つとして武蔵野の道あたりはですね、まだ護岸工事が進んでおりません、武蔵野の道というのは東京都で作ったんだろうと思うんですが、かなり工夫された道路です。一番僕が好きなのは雑木林的色彩っていいますけど同じ植物をずっと並べるんじゃなくてね、かなり沢山の木で整備されてます。こういう形の色彩高木が28種、低木が32種かなりの種類の木が植わっています。こういう形の水辺を残しながらね、しかも土手を残してほしいといろんなとこは護岸工事が進んでるんですが今からでもこの部分だけでもちょうど綾瀬川下流の松原のあたりの土手と同じようにここだけでもいいから残してほしいとちょうどタツイ川の方から水が流れてくる合流点でもあります。ここは是非ね川らしい川として残してほしい。