笠井 和子(草加市ガールスカウト連絡協議会)
ご紹介いただきました笠井でございます。
でている団体がガールスカウト連絡協議会ですので、このように表記されておりまして、今回は綾瀬川をきれいにする会とその活動をそれから草加市のかかわりあいについてお話したいと思います。今日まいりますのに私もはっと思いまして、前に加平橋のところを流れている綾瀬川を見まして、なんという排水路のような川でないような川が流れてると、これは東京都が汚してるんじゃないかと、今度は草加へまいりまして水質検査、子供達と5年続けてまいりますと綾瀬川が大変きたないんです、臭いんです、あっこれは越谷市が汚してるんじゃないかなと、人のせいにして考えてきたんですけれども綾瀬川というのは11の市と1つの町と2区にわたって流れてる川なんですね。それで調べれば調べるほどこの川を汚しているものは30%、1/3位が草加市がやっていることだということがわかりました。それで、今度はその汚れている30%以上の汚れの原因というのは50何%というのは排水だと、家庭排水によるんだということもわかってきました。なんとここへ来る私は今日ここへきたらなんとお詫びをするのかなんとしたか肩身が狭い思いでやってきました。きっと皆さんは綾瀬川がよごれているのは草加市だと、次がすぐ草加市ですから私達は草加市は草加煎餅でいいとこなんていってましたけど川については大変いろんな責任もあたますし、いろんな問題も抱えております。
草加市も昭和30年代、昭和38年に3万5千人の人口で市になりました。それから昭和50年頃から16万になり、そして55年には1級河川では一番汚い川と認定されてしまいました。そのころ爆発的に工場が増えまして、その工場というのが又紙とか染色とか皮屋さんとか水を使う業種が増えたわけです。それにともないまして人口もどんどん増えてまいりました。現在では22万の都市になっております。そこでもって私ども55年位から個々に団体毎にこの川をきれいにするためには排水を気をつけよう、油を流さないようにしよう、余分な洗剤を使わないようにしようとか、いろいろと活動をしてまいりました。去年草加市の環境課のお声がかりで市民団体が集まりましてなんとかしようじゃないかと、そして去年は綾瀬川浄化キャンペーンというのを夏と秋行いました。中学生を対象にサミットを行って、それから次には綾瀬川の川辺でキャンペーンをいたしました。さっきスライドででたように水上ウオッチングとかそれからクイズオリエンテーリングとか水鉄砲をするとか楽しい催しがありましたり、各団体がテントで展示をしたりして皆さんによく知って頂こうというキャンペーンをいたしました。大変好評でして、その結果今年5月にそれでは正式に市民の会を結成しようというので今年5月に正式に綾瀬川をきれいにする会という会を作りました。